愛媛県松山市の道後温泉の中心にある温泉共同浴場。別名・愛称は坊っちゃん湯。日本最古の温泉といわれる
公式サイト | |
所在地 | 愛媛県松山市道後湯之町5-6 |
MAP | |
問い合わせ | 089-921-5141 |
料金 | 公式HPで確認ください |
営業時間 | 公式HPで確認ください |
定休日 | 年末大掃除で1日臨時休館あり |
ジャンル | |
交通 | JR岡山駅より特急しおかぜ号で約2時間40分松山駅下車 |
車 | 松山高速自動車道松山ICより約5km北上 |
駐車場 | 101台(有料) |
最終更新日 | 2021年5月18日 |
明治27年に建築された三層楼のどっしりしたもので、近代的なホテルや商店街の中にあってひときわ風格ある姿を誇っています。浴場は二種類あり、1階の大浴場を神の湯、小さい方を霊の湯といい、浴槽は花崗岩でできています。泉質は、アルカリ性単純泉で、日本人の肌に合うなめらかなお湯。湯治や美容に、多くの人々から親しまれ、明治以来の伝統として暖かい落ち着いた感じを保持しています。この道後温泉のいいところは、道後に泊まらなくても外湯を楽しめること。もちろん道後の主な旅館やホテルには引湯をしていますが、手ぬぐい片手にわざわざここまで来る人も少なくありません。ここには毎朝一番風呂に入ろうと、時を告げる太鼓の音を待ち構えている「朝湯会」のお年寄りや市民たちがいますが、長い間道後のお湯で肌を磨いてきたせいか、つやつやと顔色もよく元気そうです。こうした地元の人の伊予なまりを聞きながらのんびりお湯に浸るのも、また旅情が感じられていいものです。2階には、霊の湯のほかに、神の湯を利用する人のための広間(脱衣場)があります。湯玉印のゆかたを貸してくれ、湯上がりには、炭火で沸かしたお茶が、天目茶碗に入れられて出てきます。また、「又新殿」をはじめ、夏目漱石ゆかりの「坊っちゃんの間」、俳人・河東碧梧桐の書軸などをおさめた「展示資料室」があり、観光客の人気を集めています